安心確実なインプラント器具|名古屋の歯科医院・テルミナインプラントセンター

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中部経済新聞掲載 インプラントコラム

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医療法人エルザ会 テルミナインプラントセンター

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

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かめる喜び58 安全確実なインプラント器具・オペ室の高水準消毒薬 〜新型インフルエンザ・最近テロにも効果的な薬剤〜

過酢酸系消毒水インプラントオペのみならず歯科治療全般で、器具はすべて滅菌された状態で使用されるべきです。またオペ室は清潔な環境である必要があります。

歯科の多くの器具滅菌にはオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)が使われてきましたが、高温が適さない器具の滅菌には、昔からEOG(エチレンオキサイドガス)やホルマリンガスが、その抗微生物スペクトルや強い殺微生物力により使われてきました。

しかしEOGやホルマリンガスは人体に対する毒性が強いため、部屋の換気・防護具の使用対策が必要となり、換気した後に、環境への影響もあるので現在は使われなくなりつつあります。

PCMX(パラクロロメタキシレノール)ENVIROTRU高温が適さない器具とは、刃がついた器具・プラスティック製品などがあり、インプラントオペなどに使用する器具はほとんどそれに該当します。 これらの器具を劣化させない高水準消毒薬としては、グルタラール、フタラール、過酢酸(エタンペルオキソ酸)などがあります。これらは高水準消毒薬と言っても、実際はオートクレーブに匹敵するかそれ以上の殺微生物力があり、科学的滅菌剤と言われています。グルタラールは強い殺菌力がありますが、皮膚・気道に強い刺激性があり、使用後は十分水洗が必要です。フタラールはグルタラールより短時間で高水準消毒が出来ますが、芽胞死滅効果は劣ります。

そしてやはり皮膚・気道・眼への刺激もあります。過酢酸はグルタラールよりも強力な殺微生物力を持ち、さらに芽胞に対してもグルタラールより即効的です。刺激臭はありますので、取り扱う際マスク・ゴーグル・手袋は着用し換気も必要です。

注意する点は、ゴム・銅・真鍮・はがねを腐食・劣化させる場合があることです。過酢酸は、最終的には酸素・水・酢酸に分解されますので、EOG・ホルマリンガス・グルタラール・フタラールなどと比較して、人・環境にやさしい高水準消毒薬といわれています。

オペ室・診療室においては治療イス・キャビネット・周辺の機械器具・床・壁などは唾液・血液などが飛び散ることにより毎日汚染されています。またドアの取っ手・待合室のいすなども汚染されています。

これらを医療機関はできるだけ清潔な状態にするよう消毒薬で払拭していますが、さらに医療機関の環境をより効果的に衛生的にする薬剤があります。

それはPCMX(パラクロロメタキシレノール)と言うもので、小さなスペースなら、ボトルの薬剤を噴霧して部屋を閉め切っておけば、手すり・壁・床などもすべて清潔にできます。

実際アメリカではSwine Flu.(新型インフルエンザ)発生後、PCMXの使用をバス・地下鉄・航空機・船・病院などで強化しました。

PCMX使用時は、マスク・手袋・ゴーグルをとくに厳重に使用する必要はありません。PCMXは人・環境にやさしく、細菌テロにも非常に効果的な高水準消毒薬で、当クリニック全体の消毒に使っています。

平成21年6月 中部経済新聞にて掲載

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