中部経済新聞掲載コラム59|名古屋の歯科医院・テルミナインプラントセンター

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中部経済新聞掲載 インプラントコラム

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医療法人エルザ会 テルミナインプラントセンター

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

研修予定


かめる喜び59 結合性高める荒い表面 バクテリアの好環境に テルミナ歯科クリニック院長 鳥村 敏明

歯が欠損した時、その治療法として他の歯を削って犠牲にしたり、バネによって負担をかけてしまう方法がありますが、他の歯の寿命を極端に短くすることを多くの患者さんが良く知っているので、インプラントを使って歯を再び入れることを希望されます。
しかし、それほど受け入れられている良い治療法のインプラントも、トラブルケースが10年間あたり数パーセントほどあります。
トラブルにはセラミックの破折、スクリュウの破損など色々ありますが、一番多いのはインプラント周囲炎でトラブル全体の30%以上を占めています。その原因のほとんどは、インプラント体表面に汚れ(プラーク)が付着しバクテリアが繁殖することで、インプラント周囲組織の歯肉や骨に感染して炎症を起こすものです。
やっかいなのは、骨と結合しやすくするために骨の中に入るインプラント体チタン表面構造をさまざまな方法で荒くしていることによって、そこにバクテリアが付着するとインプラント表面で繁殖しやすい環境になってしまうということです。
いったん感染したインプラントは、放置するほどにどんどん骨が吸収されて無くなってしまいます。
インプラント周囲炎は、処置することでその炎症を止めることもでき、条件が良ければ骨が再生することもあります。現在では、最新の種々な方法でインプラント表面自体やインプラントと歯肉の間の歯肉溝のバクテリアを除菌する有効な方法もあります。
また、近代インプラント発祥当時のチタン表面を機械研磨でつるつるにしたインプラントの、骨との結合スピードがかなり遅いという欠点には目をつむり、バクテリアが付着しにくく、清掃性が良く骨吸収を起こしにくいという利点に注目する動きも、非常に少ないですがないわけではありません。
インプラントや天然歯と歯肉との間のバクテリアは、一時的にキレイに除菌しても2週間程でまた増殖し始めます。口腔内の歯やインプラント上セラミック冠の毎日の清掃をしっかり行うことはとても大事で、口腔内には常在菌がいつも多く存在しているので、それを減らして環境を改善することによって歯肉との間にいる菌の数も減らすことができます。
安全安心なインプラントのためにも3か月ごとの歯科医師によるインプラント定期健診と歯科衛生士によるインプラント周囲のクリーニングはもちろん、天然歯のクリーニングも欠かすことなく、快適なインプラント生活を永く楽しんでいただきたいと願っています。

平成25年4月 中部経済新聞にて掲載

平成25年4月 中部経済新聞にて掲載

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