イタリアのインプラント事情とインプラント学会参加|名古屋の歯科医院・テルミナインプラントセンター

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中部経済新聞掲載 インプラントコラム

医院情報

医療法人エルザ会 テルミナインプラントセンター

  • 住所
    〒450-0002
    愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4
    JR名古屋駅コンコース
    ファッションワン内
    ※アクセスの利便性も良いため、名古屋近郊以外にも、岐阜・三重からの患者様にもご来院いただいております。
  • 電話番号
    0120-455-758
  • 診療時間

    月・火・水・金

    9:30~18:30

    土・祝

    9:00~18:00

  • 休診日

    木曜・日曜

研修予定


イタリアのインプラント事情とインプラント学会参加 医)エルザ会 テルミナ歯科クリニック 院長 鳥村敏明

6月11日~13日まで、イタリア・パドバでスエ―デン・マルティナ社主催の「第13回Premium Dayに参加してきました。これは2年に1回開催されるインプラント学会で、今回は世界各国から1400人以上の参加者がありました。
今年のメインテーマは、「低侵襲テクニック」(患者様の身体的負担を軽減する外科テクニック・補綴テクニック)の発表でした。それに加えて、  近代インプラントの開発から50年以上経過した現在において「歯科医の考え方の中に間違いやバイアス(偏見)が浸透しているのではないか。」や「日常診療をする上で克服すべき、また変更すべきコンセンサス(意見の一致)があるのではないか。」といった問いかけに対するある種の回答もありました。それだけでなく、従来とは違うインプラント外科・補綴(冠などを入れる処置)の処置方法や新しい考えによる新型インプラントの発表もありました。
イタリアの人口は日本の2分の1ですが、インプラントマーケットはイタリアの年間120万本に比べ、日本のインプラント出荷本数は年間40万本~50万本です。GDPについてもイタリアの215兆円に対し、日本が490兆円です。ここからも、イタリアの患者さんはインプラント治療を望んでいることがよく分かります。
イタリアで行われている即時荷重インプラント(イミディエートローディング=インプラント埋入と同時にセラミック冠を型採りしてすぐに装着する方法)は、インプラント治療の50%を占め普通に行われていますし、患者さんたちも早い治療を望んでいるのです。この即時荷重インプラントについての発表も多くありました。
また、下顎無歯顎(歯が無い)ケースにおいて2本のインプラントで下顎全顎ブリッジを支えるやり方など、今までなら不可能あるいは挑戦的で禁忌(やってはいけない)と思われていたケースも紹介され、インプラント2本で支える全顎ブリッジも成功していました。
今までの歯科医の考え方を大きく変革するような発表があったこの学会では、他にもBOPT(Biologically Oriented Preparation Technique)という新しいテクニックも発表されていました。これは、歯肉組織の成長発育が期待できる天然歯とインプラントのテクニックで、当クリニックでもすでに導入しています。



■平成27年7月30日 中部経済新聞にて掲載

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